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2020-06-30

ライター活動で活かせる資格・スキルとは?

目次

ライターのキャリアは十人十色

仕事の合間にティータイム

世の中には数多くのライターがいますが、どのような経歴を経てライターになったのかは十人十色。

初めて入社した企業でライターの仕事に就いた人。

企業でライターの仕事を経験後、フリーランスになった人。

はたまた、まったく別のキャリアを経てライターへ転身した人。

これからライターになりたいなと思っている人。

いろんな人がいると思います。

では、ライターになるためにはどういう資格・スキルが活かせるのでしょうか。

ここで、別の分野からライターの仕事をはじめた人に活かせる資格やスキルを考えていきます。

これまでの経験から活かせる資格は?

過去に取得してきた資格のなかで、ライター活動をしていく場合に役立つと考えられる資格はいくつもあるでしょう。

そのなかでも、私の経験から「あったら役立つだろうな」というものを2つピックアップしました。

難易度の高い専門資格

たとえば税理士・弁護士・中小企業診断士・行政書士・社労士などなど。

ライターの仕事は文章を書く仕事ではありますが、より専門性の高いジャンルほど、専門家からの監修・専門分野に特化したライターのニーズが高いです。

専門性の高いジャンルは、内容に齟齬があるとWEB公開後にあらゆる問題が生じてきます。

過去に大きな問題となったWELQもそうですが、内容を精査したうえで正しい情報を提供していかねば、万人から信頼されるWEBサイトを運営していくことはできません。

WEBコンテンツで専門性の高いジャンルを扱う際の作業工程は、

・一般ライターが執筆→専門家が監修→校正校閲→編集→最終チェックののち納品

・専門家が執筆→ライターなどが校正校閲→編集→最終チェックののち納品

といった2パターンであることが多いです。

というか、いちライターとしては、ほぼすべてのコンテンツがこのように何人かの目を通って世に送り出されていることを望んでいます。

(正しい情報が公開されていると信じて)

執筆に関しては、ライターのほうが噛み砕いて文章化することはできても、専門的な内容に関してリサーチしたうえでの情報なので「付け焼刃」です。

一方、専門家が執筆すると、専門的な分野にこだわりすぎて文章が固くなってしまい、万人が読むと「難しくてまどろっこしく、わかりにくい」ということになってしまいます。

双方ともに一長一短であるため「どちらがいい!」ということは言いにくく。。

多くのWEBメディアでは、上記のどちらかのパターンを選択してコンテンツを作成していると思われます。

ただし、結果的には専門的なジャンルのコンテンツ作成において、専門知識を有する人は必要不可欠なのです。

WEBデザイン・コーディングなどの資格

ライターの仕事を続けていくと、WEBサイトに付随する相談事も増えていきます。

はじめのうちはコンテンツを書いているだけ。

そして、他のライターさんの文章をチェックするように。

そのうち、

「このページをこういう風に見せたいんだけど」

「こんなイラストがあるといいよね」

「ロゴとかバナーとか作れる?」

なんて要望を投げられることも。

自分ではできない場合、WEB関連仲間に仕事を振るというのももちろんですが、過去に経験があったり、資格を持っていたりすれば、間違いなく活かせるでしょう。

活かせるスキルは?

Microsoftなどパソコンに関するスキル

ライター以外の仕事をしていた人でも、これまでパソコンを扱う仕事に就いていた人も多いのではないでしょうか。

営業や事務職でも、パソコンで文書を作成したり、お客様とメールでやり取りしたり。

はたまたプレゼン資料を作成するなどの経験も、ライターの仕事で活かせるシーンは往々にあります。

ライターの仕事では、クライアント様にコンテンツを作成して納品する形式として、Wordやテキストメモなどを使用するときもあります。

また、Googleのスプレッドシートやドキュメント、スライドを使用することも多いもの。

クライアント様の要望にもよりますが、WordかGoogleドキュメントでの納品が多い傾向にあります。

そのため、これまでの経験としてパソコンスキルは「あって当然」というくらい。

絶対といっていいほど、活かせます。

マルチタスク・スケジュール管理

これは、私が過去の経験で「あってよかったな」と思うスキルです。

ライターというのは、1つのプロジェクトを延々とやっているわけではありません。

さらに一つひとつのプロジェクトのボリュームはさまざま。

たとえばAの仕事は月末の24時までに〇本。

Bの仕事は今週末の15時までに〇本。

Cに至っては10日間で〇本など…。

「ボリュームの異なるタスクを決められた日時までに必ず納品しなければならない!」となると、自分のスケジュール管理を徹底し、確実にこなしていく必要があります。

これまでの経験で、マルチタスクやスケジュール管理に関して得意意識を持っていたのであれば、ライターとして活動していくうえでの大きな武器となるはずです。

活かせる資格・スキルは無限にある

どんな仕事においても、「すべて無駄な経験だった」なんてことは絶対にありません。

新たな仕事をはじめるにあたり、自分のキャリアの棚卸をしてみると、思っていた以上に活かせる原石が見つかるはず。

ぜひ、探してみてください。

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