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2020-06-06

「ロジカル」について考える

「ロジカル」って、よく聞くけど??

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文章を書くとき、ものごとを考えるとき、

「ロジカル」という言葉をよく耳にします。

「ロジカルライティング」

「ロジカルシンキング」

……などなど。

ロジカルってそもそもなんなの?

というと、辞書では以下の意味になります。

理論にかなっているさま。論理的。 「 -なものの言い方」 

三省堂 大辞林 第三版(Weblio辞書)

「ロジカル」は「論理的」と言いかえると比較的わかりやすいのかも。

ちなみに

英語で「logical」というと、以下の意味になります。

 論理学(上)の、論理(上)の、論理的な、筋の通った、(論理上)必然の、不可避の

Weblio辞書 英和辞典・和英辞典

 

どちらにしろ、「論理的」という言葉が一番しっくりします。

ロジカルの対義語は?

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Gerd AltmannによるPixabayからの画像

ロジカルが論理的だとすると、その逆の意味、対義語はどういったものが考えられるでしょう?

非論理的・直観的・感情的…などが考えられます。

英語なら、

「emotional」や「intuitive」などでしょうか。

非論理的とは、

「行き当たりばったり」

「思い立ったが吉日」

「想いのままに…」

といった行動がイメージされます。

プライベートではとても楽しそうですが、ビジネス上で行き当たりばったりだと、ややトラブルが多そうな印象が否めません。

ビジネスシーンで「ロジカル」という言葉をよく耳にするのもうなずけます。

ちなみに「論理的」とは?

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anncaによるPixabayからの画像

ちなみに、「論理的」とは

論理にかなっているさま。論理追って考えるさま。 「 -に考える」 「 -な文章」 「 -な破綻(はたん)」 

三省堂 大辞林 第三版(Weblio辞書)

であり、さらに深掘りして「論理」とは

 ①思考の形式・法則。議論や思考を進める道筋・論法。
②認識対象の間に存在する脈絡・構造。

三省堂 大辞林 第三版(Weblio辞書)

なのだそう。

つまりは、

ものごとを考える道筋、脈略や構造などにそって考えること、ものごとの道理にかなっていることが道理的だといえます。

たとえば

個人的な好き・嫌いといった好みでものごとを判断されると、「それってどうなの??」と思う場合があります。

感情的に判断されると、今日と明日とでは、言っていることが真逆になってしまっているなんてこともあり得るでしょう。

けれど、論理的・ロジカルにものごとを考えるとなると、

ある道筋にそって、

「AだからB」

など、何かしらの根拠や原因などにもとづいて客観的な判断ができるわけです。

「ロジカル」な思考は文章を書く際に必須!

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Gerhard GellingerによるPixabayからの画像

毎日の気分を津々浦々に書く個人的なブログでは、好き・嫌いで文章を書くのも楽しいでしょう。

ただ、昨今よく見かけるWEB上でのコラムや諸々の記事では、ロジカルな考えにもとづいて多くの人にわかりやすく表現することが求められます。

WEB上で記事を書くお仕事では「中学生でもわかる文章・言葉で書くように」といわれることが多いです。そうなると、ロジカルでありながら、なるべく専門用語を使わないシンプルな文章構成が必須。

ロジカル、、、。

カタカナや英語でいわれると、なんとなくあいまいで漠然たる言葉に終始してしまいがち。

けれどどんなときも、ある程度の枠組みを頭に置きつつ、わかりやすく説明することが重要なのかなと。

私は論理的・ロジカルな文章を書くように努めていますが、一方で、

「理屈っぽい」「堅苦しい」……

といわれないように、、、と思いながら日々文章を書いています。

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